経済が分かれば、ビジネスも株も上手く行く?
先進民主主義国は、経済で動いている。
国力は軍事力ではなく経済力、すなわちGDPで測られ、GDPが大きな国ほど頑強だと考えられている。
経済力が無い国の多く人々は、衣食住を賄うことに汲々として、今日を楽しむことも、明日に備えることも、余裕が無くてできない。
毎日毎日、生活に追われて、ただ生きているだけという状態の人も、多いだろう。
衛生的にも良くないことが多く、病気になっても医者にかかれない。
そしてそれを何とかしようという気力も余力も無い。
どうしてこうなってしまうのか?
農業では、常に人余り状態
経済が弱い国では、衣食住が足りず、人々は常に飢えと病気の危機にさらされている。
この一つの理由は、開発経済学の見方では、「やることがない」「知識が無い」、ということになる。
農業は、多くの発展途上国の主要産業なのだが、農業って実は繁忙期以外は、ほとんど何もすることがない。
収穫を増やそうと思っても、土地を増やすことは出来ないし、労働力を増やしても収量は増えない。
収穫が増えたとしても、それが高く売れるとは限らない。
豊作貧乏と言われるように、たくさんできても消費者の胃袋の数は増えないから、価格が安くなって金銭的には得るものが少ない。
ただ、作物がたくさん出来ると、養うことが出来る人数は増やせるから、人ばかり増える。
そのため、人手が常に余っていて、日がな一日、ボーッとして過ごす。
そんな暇があったら、何か生産的なことでもやれば良さそうなモノだが、「やることがない」。
というのも「経済の知識が無い」ので、何をやれば人々の役に立って豊かになるか、わからない。
ということで、若者はそのままその土地に留まるか、街に出かけて労働者となるか、選択する。
しかし残念ながら学もないし、経済観もないから、最下層で蠢いて人生を終わらせる。
なので、より良い社会を築くためにも、経済学を学びましょう。
難しい数式もたくさん出てきますが、その辺はあまり重要視せずに、どういう風に流れが出来るのかを知れば良いだけですし。
理科系出身のわたしでも、よく分からない数式は山ほどありますし、チンプンカンプンな数学モデルも山ほどありますし。
ということで、お好きなところから、経済学を識ってください。